Asean Exhibitions
Water Philippines
2027
展示会まであと
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Exhibition outline
概要
WATER PHILIPPINES 2027:フィリピン最大級の水展、開催決定
フィリピンを代表する給水・衛生・産業廃水処理・浄化の国際展示会「WATER PHILIPPINES」が、2027年3月17日から19日までの3日間、パサイ市のSMXコンベンションセンター・マニラにて開催されます。
本展は、フィリピンで最も実績のある水・廃水管理のB2B展示会です。業界の主要企業や専門家、リーダーたちが一堂に会し、この地域が直面している深刻な水問題の解決に向けて議論を深めます。
開催の背景と目的
WATER PHILIPPINESは、世界最先端の知見とフィリピン国内のニーズをつなぐ、重要な架け橋としての役割を担っています。会場には政府機関、民間投資家、技術プロバイダーが集結し、国の水安全保障を確立するための拠点となります。
現在、フィリピンでは大規模なインフラ投資が進んでおり、持続可能な水ソリューションへの需要が急速に高まっています。2027年度の開催は、フィリピンの水環境を抜本的に変革し、新たなビジネスチャンスを生み出す不可欠なプラットフォームとなるでしょう。
Water Philippines
2027年3月17日〜19日
SMX Convention Center Manila(フィリピン・パサイ市)
水供給、衛生、上下水処理、産業排水処理、浄水・再利用技術
Why Exhibit ?
なぜ出展する
- 急成長するフィリピン水インフラ市場に直接アプローチ可能
首都圏マニラでは人口増加により、2027年までに水不足リスクが高まっており、水供給・処理技術への需要が急拡大しています。 - 決裁権者・専門家と直接商談できるBtoB特化展示会
一般来場者を排除したトレードオンリー環境で、質の高いリード獲得が可能。 - 実際の社会課題に直結する技術提案ができる
水供給、排水処理、再利用といった喫緊の課題に対し、具体的なソリューションを訴求できます。 - 官公庁・自治体・民間企業を横断的にカバー
公共インフラ、工業、建設、環境分野まで幅広い市場セグメントにリーチ可能。
Visitor details
来場者の詳細
■ 来場目的
- 新規および既存の供給業者・バイヤー・販売代理店と出会う 35.4%
- 業界の最新情報を収集する 25.5%
- 新しい/代替製品およびサービスの供給元を探す 17.9%
- 将来の参加に向けて展示会を評価する 11.2%
- 製品やサービスを購入する 10.0%
-
来場者の所属
◇ 農業 / 水産養殖
◇ 建築家
◇ 建設業者
◇ 環境 / 土木工学 / コンサルタント
◇ 食品 / 飲料 / 蒸留所 / 醸造所
◇ ホスピタリティ業界
◇ 地方・国家政府
◇ 不動産開発業者
◇ 研究機関 / 教育機関
◇ 下水道会社 / オペレーター
◇ 水道会社 / オペレーター
◇ 水道地区
Exhibitor details
出展社の詳細
出展社の業種
◇ ボトルウォーター生産
◇ 消毒および生物汚染技術
◇ フィルター技術
◇ 浮遊装置技術
◇ 産業用水および廃水処理
◇ 灌漑技術
◇ 市町村の水管理
◇ 自然処理システム
◇ 栄養素除去および回収技術
◇ 微粒子除去技術
◇ パイプおよびフィッティング
◇ ポンプおよびバルブ
◇ 雨水収集技術および管理
◇ スマートメーター
◇ 下水処理システム
◇ 持続可能でクリーンな水技術
◇ 海水淡水化膜
◇ 固形廃棄物管理
◇ 非開削技術(トレンチレス技術)
◇ 水のリサイクルおよび再利用
◇ 廃水処理および管理
◇ 水資源管理
◇ 水貯蔵ソリューション
㎡の展示スペース
出展企業
来場者
ヵ国による出展
ヵ国による来場
カンファレンス・セミナー開催
Show background
展示会の背景
WATER PHILIPPINES 2027:フィリピンの水危機を救う「技術の結節点」
2027年3月に開催される「WATER PHILIPPINES 2027」が、かつてないほど大きな注目を集めているのには明確な理由があります。フィリピンは現在、東南アジアの中でも特に深刻な「水ストレス」に直面しており、その解決には国際的な最新技術の導入が不可欠となっているからです。
深刻化する「水ストレス」と老朽化の現実
フィリピン環境天然資源省(DENR)のデータによれば、現在も全世帯の約2〜3割が安全な飲料水にアクセスできていません。国民一人あたりの年間水利用量は約1,500立方メートルと、国連の基準を大きく下回っています。
この背景には、スペイン統治時代から続くインフラの極端な老朽化があります。1997年のアジア通貨危機以降、公共投資が後回しにされた結果、一部では敷設から100年を超える設備が今なお現役で稼働しています。
- 無収水(NRW)の格差: マニラ首都圏西部(マイニラッド管轄)では、漏水や盗水による「無収水率」が**約43%(2022年末時点)**に達しています。これは、高度に近代化された東部の12%という数字や、国連が推奨する25%以下という基準と比較しても極めて深刻です。
揺らぐ巨大ダムへの依存
マニラ首都圏の需要の約8割を支えるアンガットダム(1967年完成)は、完成から60年近くが経過し、限界を迎えています。
近年のエルニーニョ現象に伴う深刻な少雨により、貯水レベルが給水制限ラインの海抜180メートルを下回る事態が頻発しています。2023年7月にも、西部地域を中心に夜間断水が実施され、市民生活や経済活動に甚大な影響を及ぼしました。この不安定な状況は、すでに20年以上も断続的に続いています。
国家戦略と「新水源」をめぐる壁
マルコス政権は、水の確保を経済成長の最優先課題と位置づけ、2023年1月に「水源管理室(WRMO)」を新設。ダム建設を中心としたロードマップを策定しました。
現在、ケソン州でカリワダム(日量60万立方メートルの供給能力)の建設が進んでいますが、このプロジェクトは1970年代の構想浮上から着工まで半世紀近い時間を要しました。住民の反対運動や環境破壊への懸念、さらには中国融資への依存といった政治的・社会的リスクを孕んでおり、大型ダム建設だけに頼る手法には限界が見え始めています。
「水のリサイクル」と最先端技術への期待
こうしたダム建設に伴う「負の側面」を補完するものとして、近年急速に注目を集めているのが、水のリサイクル(再利用)技術です。
マニラ首都圏を流れるパッシグ川やラグナ湖(バエ湖)は、汚染が進んでいるものの、科学的な高度処理を施せば貴重な水源となります。現在、政府や民間企業(マイニラッド、マニラ・ウォーター)は以下の取り組みを加速させています。
- 高度浄水処理: 汚染された湖沼や河川水の飲料水化。
- 廃水再生: 生活排水・産業廃水を一括処理し、工業用水や都市活動へ再利用する循環型モデルの構築。
- 海水淡水化: 地下水の塩水化が進む沿岸部での真水確保。
結論:2027年開催の意義
地球温暖化の影響で、3〜5月の酷暑期における水需要は今後さらに増大すると予測されています。ダム建設という大規模開発が困難を極める中、フィリピンが求めているのは、既存の資源を最大限に活用する**「スマートな水管理」と「高度な処理技術」**です。
WATER PHILIPPINES 2027は、単なる展示会ではありません。フィリピンが水危機を乗り越え、持続可能な国家へと変革するための「技術の市場」です。この会場で示されるソリューションこそが、フィリピンの未来の風景を決定づけることになるでしょう。

